9月30日
高円宮杯滋賀県大会決勝トーナメント
vs SAGAWA 0-5 1回戦敗退。
監督としては反省しかない。
2部・3部リーグ共に前後期を通じて成長し、来年度のステージを引き上げてくれた3年生の彼らに…充実した時間を過ごさせてあげる事が全く出来なかった。
夏以降、フィジカル面でもメンタル面でもこの大会を一つの節目、山場として上昇曲線に持っていきたかった。
上手くリード出来なかった事を申し訳ないと思う。
この試合での大敗よりも、この敗戦に至るまでの流れが心底悔しいし自分自身が情けない。
彼ら一人一人に蹴り破ってほしかった殻があり…
それと向き合っていくと安易に雰囲気だけのお祭りには出来なかった。
結果、この試合は「無茶ぶり」になった。自らもっとも難しくしてしまった。
彼らの今の精一杯に目盛りを合わせてあげる事の方が正しかったのかもしれない。
しかしそれでは勝っても負けても変われない部分がたくさんあるように思えた。
どうなんだろう…
これが試合後からずっと気になっているが未だに自分の中で答えが出ない。
翌日、練習試合で集まった3年生とは少し話した。
自分自身、整理がついていないのだからこの試合を振り返りはしなかった。
ただこれから。
あと半年ほどの彼等が高校に行くまでの準備期間。共に出来る事を、自立を促しながら取り組んでいければと思う。
育成であったとしても、むしろ育成だからこそ、選手が仲間と心の底から喜び、嬉しくて泣けるくらいの試合を経験させてあげたいという気持ちはきっと尽きることがない。
自分自身の未熟さを噛みしめて…
この終わりのない途中の人をリスタートする。