11月15日(日)
クラブユース関西大会2回戦とフットサル選手権大会関西大会が同じ日に開催されU15をクラブユースに12名(内1名U14)、フットサル選手権大会に9名と二つに分けて奮闘。人数的にはギリギリだが選手達には「やりがい」の塊のような1日となったはず。
たくさんの最高の笑顔と「ヨッシャ!」があったな。
この日のサッカーかフットサル。どちらに行くかは選手一人一人の決断で決めた。
金曜日の練習時に「週明けの練習ではお互いに笑って結果報告をしような」と話した。
厳しい人数的条件の中、この日の彼らは誰もが主役で、やりがいを持って精一杯試合を楽しんだと思う。
余すことなく「君が必要だ」と思われて戦う試合は体力的に厳しくて苦戦しても幸せだったはず。
クラブユース関西大会は春のクラブユース選手権大会が中止になった代替開催で、高円宮杯では関西大会にあと一歩届かなかった各府県クラブが参戦。
この日の2回戦では後半に2点をもぎ取りベスト8(準々決勝)まで勝ち進んだ。
フットサル選手権関西大会では予選リーグ1勝1分けで1位通過し、全国大会を掛けた代表決定戦で力尽き全国へは届かなかった。
この日の奮闘は素直にお互いを称え合いリスペクトしてほしい。
きっと2会場共に甘えん坊はいなかったはず。逞しく走ったはずだ。
良い仲間と競争してきたということを誇りに思ってほしい。
最後に残されたクラブユース関西大会をその仲間達と大切に過ごしてほしい。
ラドソンは1学年20人程度の小さなクラブだが、それでもやはりスタメン争いは常に厳しく、仲間ではあるがライバルでもある。
誰もが、良い時もあればつらい時もある。
選手には「評価を恐れずに、誰かとの比較に心を乱さずに、間違っても驕らずに、自分自身の成長に目を向けてほしい」と伝えているが、これが大変なことなのは自分にもよくわかる。
指導する自分達も常にその変化に目を向け、自分自身も常に新鮮な感覚で向き合わなければこの年代の変則的な成長曲線についていけない。
次のカテゴリーへと巣立って行くまで育成は続く。これはどんな大会よりも大切な事。
受験勉強も大変だと思うが両立できる人は頑張っていこう。
U14もこの日クラブユース新人戦滋賀県大会の決勝トーナメント。
0-1で負けたが良い試合だったと報告を受けた。
この大会を通じて個人技術や個人戦術の目盛り(個々の基準)になるようなテーマを持って結果度外視でコツコツと積み上げている。
その中で大きな伸びしろが感じられる。成長が楽しみでしかない。
U13はU13リーグが終わり、少しフワッとした雰囲気の中でまだまだ甘えん坊がゴロゴロいるが、うちは焦って引っ張り上げるような過保護なクラブではない。
年毎のチームの強い弱いや結果なんて屁でもないから。
本気で成長する一人一人の人間と付き合っていく。
OB達も、U15もU14も、自分と向き合った逞しい人がチームを作っていった。彼らはだからこそ試合が楽しいという事を知った。君達はどうかな?
やらされてもダメ、与えられるのを待っているのもダメ。
自分で掴みなさい。
全選手。またやりがいに満ちた1試合に出会えるために。
頑張っていきましょ。