
今年も選手を無事送り出すことができた。
卒団の日。特に何も変わらない。セレモニーは照れ臭い。
一人体調不良で休んだがそれも仕方がない。またおいで。
卒団記念品にクーラーボックス、オリジナルの素敵な茶碗、寄せ書きをいただいた。
卒団生保護者の皆様。3年間、本当にありがとうございました!
卒団生。
騒がしい人も静かで穏やかな人もちょうど半分ずつ混ざっていた学年。
どっちでもいいような会話にいつも少しの毒とユーモアがあったのが楽しかった。
どでかい雷を落としたこともあった。それはサッカーに、ではなく人間に。
何かとパワハラだの何ハラだの言われる時代だが、若者が道を間違いそうな時、大切な人を大切にできない時、自分自身を大切にできない時、そんな時に近くにいながら事なかれ主義でスルーするのは一体、何ハラだろう?そんな意地悪な保身なら若者のそばにいる資格はきっとないから、大小さまざまな雷を落とすオッサンでいたいと思う。
たくさん間違って生きてきたのは俺も同じだし、これからだって正しく生きていけるかなんてわからない。だからせめて今の自分で正直に向き合う。これからもそうだ。
一生懸命練習して地力をジワジワと上げていける選手が多かった。
メリハリをつけ、ピッチに立ちボールに触れた瞬間に自分でパチンと「自分と向き合うスイッチ」を押せる人が増えていった。
逆にそこが甘かった人ももっと早くに気付いてほしかった。「もっとやれたんじゃないか?」と自問している人もいるだろう。高校ではそんな後悔をしないようにな。
試合ではリスクとスリルを優先してたくさんの冒険をしたな。
規律の重要な競技ではあるが、同じ分量のわがままだって大切だ。
わがままを経由して何度も頭を打っていない自立は薄っぺらい。吹けば飛ぶ。
ここぞの時に大胆になるために積み重ねてきたのは地味で厳しく、ひたすらに技術と体術を磨く練習。そしてその中で個人戦術「イメージすること。思うこと。たくらむこと。損得なく仲間を巻き込み、巻き込まれること。遊びを残すこと。」を求め続けた。
この自分と向き合う時間はこれからも大切にしてほしい。まだまだ成長する土台は大きくなる。
本当に楽しい試合がたくさんあった。いい笑顔がたくさんあった。
苦しい試合でも精一杯踏ん張るプライドが君たちをなかなかいい「面構え」にしていった。
成長を見守るのはやっぱり楽しい。
それを再認識させてくれた君たちに感謝。
ありがとう。

あつかましくセンターいただきました(笑)
最後に。
上田会長のデリカシーのない直球かつ剛速球の名言を送ります。
俺は今でも迷ったときやウジウジ悩んでいるときには部屋にかけてあるこの言葉に背中を押してもらっています。時代もくそもない。これでいいんだ。
