高円宮杯関西POに出場しました。
保護者、OB、OB保護者、たくさんの応援ありがとうございました!
対戦チーム、大会運営の皆様、素晴らしい経験をさせていただき本当にありがとうございました。
滋賀県POから2週間、関西POへ向けての準備はとても貴重な時間だった。
大会での試合時間は1試合90分程だが、その時間はもちろん素晴らしい経験ではあるがやはりそれまでの準備。日々の練習・紅白戦・練習試合はたくさんの成長のエネルギーが含まれていて、ある意味では本番の試合と同じ分量の栄養があり価値がある。
もちろん試合に向けて特殊な練習をするわけではなく日々、技術と見抜く力を磨くベースのトレーニングは変わらない。これは目の前の試合よりも大切な選手の未来のための小さな小さな積み立て貯金のようなもの。
練習試合でも公式戦でも日々磨いていることを実践する場面の「頻度」が重要でそこから逆算し試行錯誤してフォーメーションやゲームイメージを決定してく。
だからほぼ毎回の練習で磨き続けるベースの部分とそれを試し合う紅白戦は凄く重要で濃度が上がれば必ず基準が上がっていく。それが感じられる準備期間だった。
関西PO1回戦 vs 伊丹FC 5ー2
スコアは少し出来すぎかもしれない。ただ数字に影響されずに先制された後もリードした時間も選手は自分たちで勇気をもって攻守共に創りにいけた。奪いながら攻めて、攻めながら何度もイメージを共有した。DFラインにはスリルと表裏一体の解放感があった。緊張する初戦でも普段の選手達の姿のまま自分たちを磨く「頻度」を上げ続けられた試合だった。
関西PO準々決勝 vs 京都サンガ 0-4
良い場面も作れたが得点という結果は出せなかった。攻撃を創ることのチャレンジは多くあったが、守備(プレス)を創り出す部分でまだまだチャレンジが足りないと感じた。守の質を上げなければ悪循環して最も大切な成長するための「プレー頻度」を減らし続けることになる。ボールだけでなく、ボディバランスや視野、相手の落ち着きや時間、有効なタイミングとスペース…奪うべきものはたくさんある。全てのポジションの選手がこの部分でもまだまだ伸びしろがある。成長していこう。
ボールとともに成長する時間の確保はこれらの「奪い合い」で逞しくなることと必ずセットだとつくづく実感できる試合だった。
もちろんボールロストしないことは理想だが、際どいチャレンジは成功の何倍も失敗がありその失敗ですら成長につなげる。失敗しても「もう一回やりなおそう」くらいの甘い考えではものたりない。「転んでもただでは起きない。図太さ・しぶとさ・したたかさ」は必須で、なんなら「転びながらすでに爆発的な挑戦」くらいがいい。そこが潔癖ならサッカーはやはり陰気臭くなる。たくさんやらかして、たくさん工夫すればいい。それくらいきっぱりと陽気じゃないと続かない。
選手たちには高校に進むにあたり、今現在の自分の立ち位置を少しでもリアルに感じてもらえたならこの大会の意味は非常に大きい。
まだまだと感じたその日から次の基準に向けてスタートしていく。なんだかせわしないようだがそれは、とてつもない数のライバルがいて全身と頭脳を徹底的に使うこの競技で上を目指すなら当然の日常。そしてこれほどタフな競技ができることそのものが実は非常に恵まれた幸せな時間であることも覚えておいてほしい。
感傷に浸る暇は微塵もいらない。
俺たちは転んだんだ。だからすでに笑って爆発的な挑戦を始めている。
関西サンライズリーグ参入戦というまた素晴らしい相手との試し合いが待っている。
さぁ、次の挑戦へ。