4月中旬から続いたクラブユース選手権滋賀県大会が無事終了した。
予選リーグ
①vs アブリー6-0 ➁vs エスピロッサ 10-0 ③vs FOSTA 0-1
④vs RESTA 3-1 ⑤vs BIWAKO 3-1
4勝1敗の2位で通過。
決勝トーナメント1回戦、不戦勝。
準々決勝 vs クレアーレ 0-0 PK5-4
準決勝 vs FOSTA 2-0
決勝 vs FC湖東 0-1
最終結果は準優勝。
実際に試合をした感触や、多くの他チーム同士の対戦も見て思うのは今年は10チームほどが大きな力差のない混戦だった。
その混戦にしがみつくとこまでは頑張れた、というのが正直な感想。
準優勝は少し出来過ぎだと思う。
そして結果より何より長期間の大会を無事開催していただけたこと、経験できたことに感謝。
今、スポーツが日常に「当たり前」には存在しない。
日本中で活動できない、辛く歯がゆい思いをしている選手達がたくさんいる。
大会を通じて選手達は粘り強く、しぶとく1試合ずつを戦っていた。
出来ることややりたいこと、以外のやるべきことに挑戦していた。
謙虚にコツコツと地味な事に挑む大会となった。
攻守の要でありチームの精神的な部分でもリードしてきたキャプテンが怪我で出場できなかった今大会は、多くの選手が「足りない部分」を見直す機会となった。
ここからが大切。
この土台の上に何を創り出していこう?
またチーム内で切磋琢磨して探し出してほしい。やりがいのある楽しい努力だ。
それをぶつけ合う面白い紅白戦もたくさんしよう。
公式戦が、練習試合が、そして日々の練習が出来ることを当たり前と思わず、感謝や謙虚な心を大切にしていこう。
そしてこんな時代だからこそ、明るく大きな夢に挑む力強さだけは失わないでほしいと思う。
「今」が青春真っ只中の若者たちは、今までは誰もが当然のように与えられてきた「馬鹿になれる」場所や時間、「積み上げてきたものを全力で試す機会」のいくつかは手に入らないかもしれない。
しかしその歯がゆさに下を向かないでほしい。
何が何でも大きな明るいエネルギーに変えていこう。
ジュニアユースの選手達やスクールに来ている元気で生意気なサッカー小僧達を見ていると、きっと彼らにはそれが出来るということを確信する。
君達が背負いリードしていく未来はその明るいエネルギーで満ち溢れている。
我々「おっさん」も頑張って支えていくよ。共に歩こう。