高円宮杯滋賀県大会
10日(土)準々決勝に勝ち、11日(日)準決勝へ。
準決勝は0-2で負けました。
関西大会出場にはあと一歩届かなかった。
でも今年に関してはこうして大会が開催できたこと、そして大会最終日まで試合が出来る事を有り難く思う。
準々決勝・準決勝と本当に素晴らしい試合が多かった。
ラドソンは準々決勝・準決勝の2戦は内容的に良いところがなかったように思う。
少しずつ手応えを感じてきていただけに勝ち負けよりもそこが非常に残念。
全体にふわっとしていて非常に雑だったし、何よりおとなしく見えた。
この大会は毎年特別でモチベーションで苦労する事は少なく、ここ数年間こういう感じにはならなかったのでいまいち実感がわかない。
なぜだろう?と自問しているが答えにはまだ辿り着いていない。
不思議で終わらせずに選手とも話し、じっくりと考えていきたい。
大満足の試合なんてなかなか無いし課題はいつでもたくさんある。
しかしこの日の様に大きい節目になる試合で、選手が夢中になって自分の壁を突き破るようなパフォーマンスにまで届かせてあげられなかったことは、サポートしてきた自分自身の力不足を感じたし反省しかない。
舞台を楽しみ抜く勇気を与え続けられなかったように思う。
試合を戦うのは選手。選手は日々の練習で得たものを勇気を持って表現しなければいけない。失敗は怖いものではない。怖いのは自分の実力や敵と向き合えなかった時に残る後悔。
だからこそ、俺たちはいつも背中をそっと押してあげたいと思う。
楽しんでこいと…そのことの大切さを痛感する。
試合後のミーティングで来週の3位決定戦やクラブユース関西大会などこのメンバーで出来る数少ない公式戦は、もっと勇気を持って挑戦し、勝っても負けても笑って帰れるようなゲームをしようと伝えた。
3位決定戦の相手は今大会素晴らしい戦いを繰り返してきたチームだ。
今このチームと最終日に試合が出来る事は本当に嬉しい。
ど派手に負けてもいいから全力で挑んで面白い試合を一つやってみような。
大切な事を感じられる試合になればいい。
そこからが再スタート。